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猫の位牌の作り方・選び方|享年・名前の入れ方から多頭飼いの並べ方まで

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この記事の執筆・監修:奥本 一輝(お位牌Maker® 編集責任者)

全国の坐禅会を紹介する「坐禅会マップ」を運営。麗光堂による数多くの仏壇・仏具修復の現場経験をもとに、位牌・戒名・仏事の情報を編集・監修しています。

愛猫を見送られたあなたへ。「猫に位牌を作ってもいいの?」「戒名がないと作れない?」「名前は何を書けばいい?」――そんな疑問への答えを、この記事にまとめました。結論から言えば、猫の位牌に厳密な決まりはほとんどなく、戒名は必要ありません。生前の呼び名(お名前)をそのまま入れて、木製のお位牌にお作りいただけます。宗派も問わず、仏壇がなくても飾れます。

本記事では、仏壇・仏具の修復を長年手がける「麗光堂」と、本位牌通販「お位牌Maker®」を運営するRKDコーポレーションが、累計2万基以上の制作経験とペットのお位牌の作成事例をもとに、猫ならではの「長寿の享年の書き方」「多頭飼いの並べ方」「室内での飾り方」まで、飼い主さんがよく迷う点を一つずつ解説します。ペット位牌全般の選び方は「ペット位牌の選び方と種類」、犬の場合は「犬の位牌の作り方・選び方」もあわせてご覧ください。

この記事でわかること

  • 猫の位牌は必要か(作る・作らないの考え方)
  • 「猫は供養してはいけない」という俗説について
  • 位牌に書く内容──呼び名(お名前)の入れ方パターン
  • 長寿猫の「享年」はどう書く?
  • いつ作るか──四十九日の目安と最短当日発送
  • 素材・サイズの選び方(木製・塗・唐木・モダン)
  • 多頭飼いの場合──2匹目・3匹目を並べるときの考え方
  • 仏壇がない家庭での置き場所・飾り方

猫の位牌は必要?作る意味と「必要ない」の考え方

猫をはじめペットの供養に、位牌を作らなければならないという決まりはありません。位牌は宗教的な義務ではなく、残された家族が手を合わせ、心を整えるためのよりどころです。作っても、作らなくても、どちらも正しい供養のかたちです。

とりわけ猫は、完全室内飼いで暮らすご家庭が大半です。一日の多くを同じ部屋で家族とともに過ごし、長い時間をそばで生きてきた存在だからこそ、「いつもいた場所の近くに、手を合わせられるものを置きたい」と願う飼い主さんは少なくありません。位牌は、その想いを受けとめる小さな依りどころになります。

「猫は供養してはいけない」という話について

「猫は霊力が強いから供養しなくていい」「猫又になる」――そんな言い伝えを目にして、不安になる方がいます。これらは民間に伝わる俗説であり、仏教の正式な教えではありません。猫を特別に扱った昔の風習が形を変えて残ったものと考えられ、供養を控えるべき根拠はありません。

長年さまざまなご家庭の仏事に関わってきた立場から申し上げれば、供養のかたちはご家族の気持ちが最優先です。手を合わせたいと思うなら、その気持ちのとおりにしてあげてください。それが猫にとっても、いちばんの供養になります。

猫の位牌に何を書く?呼び名(お名前)の入れ方

猫の位牌でいちばん迷うのが「何を書くか」です。人間の位牌のような戒名は不要で、生前の呼び名をそのまま入れるのが基本です。「レオ」「ソラ」「ラテ」のような横文字風の名前も、「きなこ」「もも」「ちゃちゃ」のようなひらがなの名前も、カタカナ・ひらがな・漢字・アルファベットのいずれもそのままお入れできます。ニックネームのままで何の問題もありません。

表記の例 こんな方に
きなこ 呼び名だけをシンプルに刻みたい
愛猫 きなこ 「愛猫」を添えて家族であることを表したい
きなこ 之霊位 人と同じように丁寧な形で祀りたい
きなこ 享年18歳 長く生きてくれた年月(享年)を残したい
LEO アルファベットの名前をそのまま活かしたい
もも ありがとう 感謝の言葉を一言そえたい
愛猫ソラ/令和○年○月○日 没年月日を入れて記録として残したい

戒名は必要ない

猫をはじめとするペットには、戒名(法名)を付けないのが一般的です。仏教では、戒名は仏弟子として戒律を授かった証として人に授けられるものとされ、動物はその対象とは考えられていないためです。呼び名だけで何の問題もありません。お寺から特別に文字をいただいた場合は、その内容でお作りすることもできます。

長寿猫の「享年」はどう書く?

近年、室内飼いの猫の平均寿命は15〜16歳とされ、20歳を超える子も珍しくありません。そのため位牌に記す享年が、「享年18歳」「享年20歳」と、人の長寿に近い数字になることもよくあります。

「動物なのに享年と書いていいの?」と迷う声もありますが、享年はその子が生きた年月そのものです。長く生きてくれた数字は、まさに大往生の証。気後れせず、堂々と刻んであげてください。表面に呼び名、裏面に没年月日・享年を入れるのが一般的ですが、表面にまとめる、裏面は入れない、といった自由な配置も可能です。お位牌Maker®では注文画面のリアルタイムプレビューで、入力したお名前や享年がどう入るかをその場で確認しながら進められます。

猫の位牌はいつ作る?四十九日からの目安

「いつまでに作ればいいか」に厳密な決まりはありません。人の供養にならい、四十九日を一つの区切りとして用意される方が多いですが、ペットの場合は法要を行わないことも多く、気持ちの整理がついてからでも遅くはありません。火葬のあとすぐに、という方もいれば、一周忌や月命日に合わせる方もいらっしゃいます。

四十九日などに合わせたい場合は、その日から逆算して早めにご注文ください。お位牌Maker®は文字入れ込み・全国送料無料で、最短当日発送に対応しています。日程が迫っている場合でも間に合うことが多く、ご注文手続きの中でお届け予定日もご確認いただけます。

素材・サイズの選び方──木製・塗・唐木・モダン

ペットのお位牌には、市場ではクリスタルやアクリル、写真を入れたタイプなど、さまざまなデザインがあります。その中でお位牌Maker®がお作りしているのは、人のお位牌と同じ木製のお位牌(塗位牌・唐木位牌・モダン位牌など100種類以上)を、愛猫の呼び名でお作りするものです。

「人と同じ木製の位牌」で祀るという選択

ペット専用のデザインではなく、あえて人と同じ伝統的な木製のお位牌を選ぶ飼い主さんが一定数いらっしゃいます。「ご先祖様と同じ仏壇に、同じ格式で並べたい」「シンプルに、長く手を合わせられるものがいい」という想いからです。仏壇修復の現場で何十年も手を合わせ続けられたお位牌を見てきた立場から言えば、塗位牌・唐木位牌は経年の風合いが増し、万一傷んでも修復ができるという、長く受け継げる良さがあります。

  • 塗位牌……漆塗りの上品な艶。仏壇とも馴染みやすく、もっとも選ばれる定番です。
  • 唐木位牌……黒檀・紫檀の木目を活かした重厚なお位牌。落ち着いた佇まいです。
  • モダン位牌……家具調・リビングにも合わせやすい現代的なデザイン。棚の上や机の角に置きやすいミニサイズも揃います。

サイズは小さめが自然になじむ

猫のお位牌は、3〜3.5寸ほどの小さめを選ぶ方が多くいらっしゃいます。室内のちょっとした棚やデスクの上にも置きやすく、写真立てやお花と並べても圧迫感がありません。人の位牌と並べる場合は、人の位牌より少し小さめにすると、格のバランスが自然に整います。費用は文字入れ・送料込みで、ミニサイズなら手頃な価格帯からご用意があります。

多頭飼いの場合──2匹目・3匹目の位牌はどうする

猫は多頭飼いのご家庭が多く、複数の子を順々に見送ることになります。そのとき迷うのが、2匹目・3匹目のお位牌をどうするかです。決まりはありませんが、考え方の目安をご紹介します。

  • 1匹ずつ個別に作って並べる……それぞれの子の名前を一つずつ刻み、横に並べて祀る形がもっとも一般的です。先に見送った子のとなりに、新しい子の位牌をそっと加えていきます。
  • 素材・高さをそろえる……並べたときに整って見えるよう、同じシリーズ・同じ塗り色・近い寸法でそろえると、家族みんなで一緒にお祀りしている雰囲気になります。

これから多頭飼いを続ける可能性がある場合は、最初の一基を選ぶ段階で「同じシリーズで揃えられるか」を意識しておくと、後から並べたときにまとまりが生まれます。お位牌Maker®では、後日同じデザインで追加注文される方も多くいらっしゃいます。

猫の位牌の置き場所と飾り方──仏壇がなくても大丈夫

ペットのお位牌に、置く場所や方角の厳しい決まりはありません。ご家族がいちばん手を合わせやすい場所に置いていただくのがいちばんです。専用の仏壇がなくても、棚の上やリビングの一角に、写真やお花とともに飾る現代的な供養が広まっています。

「猫らしい場所」に小さな供養コーナーを

室内で暮らした猫だからこそ、その子がよくいた場所に飾るのがおすすめです。日向ぼっこをしていた窓辺の棚、いつも寝ていたソファのそばのサイドボード、家族が集まるリビングの一角――そうした「いつもの場所」に、小さなお位牌と写真、季節のお花を並べるだけで、日々の暮らしの中で自然に語りかけられる供養コーナーになります。モダン位牌のミニサイズなら、インテリアにもなじみやすく、置き場所を選びません。

人の仏壇に一緒に置いてもいい?

地域やお寺の考え方によって異なります。伝統的な考え方では「人とペットは別にお祀りする(仏壇の外や下段、別のスペースに)」とする場合がある一方、家族の一員として同じ仏壇でともに祀りたいというご家庭も増えています。正解は一つではありませんので、菩提寺がある場合は一度ご相談のうえ、ご家族の気持ちに沿って決めていただければと思います。

お位牌Maker®で猫の位牌を作る

お位牌Maker®では、塗・唐木・モダンなど100種類以上のお位牌を、愛猫の呼び名でお作りできます。

  • 戒名は不要。生前の呼び名(お名前)でそのままお作りできます(ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベット対応)
  • リアルタイムプレビューで、お名前や享年を入れた仕上がりのイメージをその場で確認しながら注文できます
  • 文字入れ・全国送料無料の明朗会計。室内に置きやすいミニサイズは手頃な価格帯から
  • 最短当日発送。四十九日などお急ぎの場合もご相談ください(ご注文手続きでお届け予定日を確認できます)
  • 多頭飼いのご家庭向けに、同じシリーズで揃えてのご注文・追加注文も承ります

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猫の位牌に関するよくある質問(FAQ)

Q1. 猫の位牌に戒名は必要ですか?

必要ありません。ペットには戒名を付けないのが一般的で、生前の呼び名(お名前)をそのまま入れてお作りします。ひらがな・カタカナ・漢字・アルファベットのいずれも対応します。お寺から特別に文字をいただいた場合は、その内容でお作りすることもできます。

Q2. 「猫は供養してはいけない」と聞きましたが本当ですか?

俗説であり、仏教の正式な教えではありません。供養を控えるべき根拠はなく、供養のかたちはご家族の気持ちが最優先です。手を合わせたいと思うなら、その気持ちのとおりにしてあげてください。

Q3. 長寿の猫でしたが、位牌に「享年」は入れられますか?

もちろん入れられます。室内飼いの猫は15〜16歳、20歳を超える子も珍しくなく、「享年18歳」「享年20歳」と人の長寿に近い数字になることもあります。享年は生きた年月そのものであり、長く生きてくれた証として堂々と刻んであげてください。

Q4. 猫の位牌はいつ作ればいいですか?

厳密な決まりはありません。四十九日を区切りにする方が多いですが、ペットは法要をしないことも多く、気持ちの整理がついてからでも構いません。お急ぎの場合は最短当日発送に対応しています。

Q5. 2匹目以降の猫の位牌はどうすればいいですか?

1匹ずつ個別に作って並べるのが一般的です。同じシリーズ・塗り色・近い寸法でそろえると、家族みんなで一緒にお祀りしている雰囲気になります。後から増える可能性があれば、最初の一基を同じシリーズで揃えておくとまとまります。

Q6. 猫の位牌に魂入れ(開眼供養)は必要ですか?

必須ではありません。希望される場合は、ペット供養に対応するお寺へ事前にご確認ください。供養を受けていないお寺もあります。ご家族だけで手を合わせる形でも、心のこもった供養になります。

まとめ──愛猫への気持ちを、かたちに

猫の位牌に難しい決まりはありません。戒名は不要、呼び名のままで、ご家族の気持ちに沿って作っていただけます。「猫は供養してはいけない」という俗説に惑わされる必要はなく、長寿の享年も堂々と刻んで構いません。作る・作らないも、置く場所も、形式にとらわれず、愛猫への想いを大切にしてください。お位牌Maker®は、人と同じ木製のお位牌を呼び名でお作りし、最短当日発送でお届けします。ペット位牌全般については「ペット位牌の選び方と種類」、犬の場合は「犬の位牌の作り方・選び方」もご覧ください。

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